スタジオジブリの作品としては2年ぶりとなる「レッドタートル」ですが、いよいよ明日日本公開となりますね!
映画のタイトルは「レッドタートル ある島の物語」なのですが、 ある島というのは男が漂流した無人島です。
このある島(無人島)には、想定された舞台があるのでしょうか?
またあったとしたらどこの島なのでしょうか?
今回は、レッドタートルについて、少し変わった観点から検証したいと思います。
目次
1.「レッドタートル ある島の物語」ある島(無人島)とは?
1-1.簡単なあらすじ(ネタバレ注意!)
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嵐の中、海の投げ出された男は、ある無人島にたどり着きます。
そこから脱出を何度も試みますが、何らか不思議と島に引き戻されてしまいます。
絶望的な思いを抱えて過ごすある日、一人の女が目の前に現れます・・・
もう少し、詳しいあらすじ(ストーリー)を知りたい方は、以下を御覧ください。
→【レッドタートル】原作やストーリー(あらすじ)ネタバレとは?海外(フランス)からジブリの作品がやってくる?
1-2.無人島の舞台
男が漂流した物語と聞いて「あの」物語を思い浮かべられたことはないでしょうか?
幼少時代には読んだことがあるかもしれない「ロビンソン・クルーソー」を!
レッドタートルの映画監督マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットは、ジブリの鈴木プロデューサーに『無人島に流れ着いた一人の男の物語』という提案をしました。
彼の脳裏には、世界的な名作「ロビンソン・クルーソー」が浮かんでいたと考えられます!
ロビンソン・クルーソーは架空の人物ですが、実在のモデルとなっているのは、アレキサンダー・セルカークという方がモデルとなっていると言われています。
ということで物語は、彼の実話を元にしているそうです。
1704年10月、航海長をしていたセルカークは、船長との争いが元でマス・ア・ティエラ島に取り残されてしまいます。
マス・ア・ティエラ島は、チリの沖合に浮かぶ島です。
セルカークは4年4ヶ月の間、このマス・ア・ティエラ島で自給自足生活をし、1709年2月にバッカニアのウッズ・ロジャーズに救出されて、本国(イギリス)に無事帰国します。
2.マス・ア・ティエラ島(チリ)
出典: earthjp
グーグルストリートビューで見ても本当に何もなさそうな島ですよね。
このようなところで、4年4ヶ月自給自足生活をした実在の人物がいるというだけで驚きです!
1966年マス・ア・ティエラ島はロビンソン・クルーソー島と改名され、現在では約600人が住む島になっているそうです。
そして、近年ロビンソンクルーソーの舞台と言われる島がもう一つあることが発覚しました。
3.トバゴ島(トリニダードトバゴ)
出典: mofa
カリブ海にあるトリニダード・トバゴは、主にトリニダード島とトバゴ島の2島からなる国です。
世界三大カーニバルのひとつに数えられるトリニダード・カーニバル、「20世紀最後のアコースティック楽器」と呼ばれるスティールパン、世界有数のウミガメの産地などで知られる観光地です。
今回、映画のタイトルでもあるレッドタートルですが、ウミガメの一種と想定されます。
舞台としては、こちらの方が信憑性が高いかも!と考えられること必至。
トバゴ島は、先住民のカリブ族が暮らす島であり、1498年、コロンブスが到着すると、貿易風の通路にあたり航路の重要な位置にあったということもあり、大航海時代真っ只中ヨーロッパの国々で奪い合いとなります。
1814年にイギリス領となり、1962年、トリニダード島とともに独立しました。
出典:cocomachi
エメラルドグリーンで自然が豊かなトバゴ島。
まさにレッドタートルの舞台と言えるのではないでしょうか^^
4.まとめ
出典:redturtle
レッドタートルの舞台とはどこなんだろうという素朴な疑問より記事作成に至りましたが、いかがでしたでしょうか。
ちょっと無理やり結論づけましたが(笑)トバゴ島が舞台なのではと感じる管理人です。
いよいよ明日公開!楽しみです^^