2016年8月26日公開!「君の名は。」早速観てきました。
公開前からの評判も高く、半分期待半分どうだろうという思いを抱いておりましたが・・・、気になる方は是非以下を参考にしてくださいね。
但し、ネタバレ感想を多く含みますので、知りたくないという方はお気をつけください。
面白くない(つまらない)評価やネタバレや見どころを紹介します。
映画の舞台(ロケ地)が気になる方はこちらをご覧ください!
→ 「君の名は。」舞台(ロケ地)や聖地とは?糸守町は飛騨高山(岐阜)や諏訪湖(長野)がモデル?
※この先は、感想ネタバレを知りたい方の閲覧をお勧めします。
目次
1.映画「君の名は。」評価は?
君の名は。全然ダメだった……
何か物語のための物語過ぎて……
曲自体はいいけど、映画に合わさると狙い過ぎていて笑っちゃった
オタ向けとか、リア充はとかじゃなくて、物語としてなんかスケジュールこなしてるだけでつまらない
映像はキレイだけど、それだったら別のでも十分だしね— 橙 (@akari_rait) August 27, 2016
映画「君の名は」鑑賞。感想はと聞かれなくても答えますが、とにかく長かった!二時間弱のはずですが、3時間は経ってるんじゃないかと思わせるほど。途中で眠りはしなかったけど、面白いかつまらないかと聞かれれば、つまらない映画。泣けもしないし笑えもしない。なんか乗せられた気分。
— 竹林公一郎(仮名) (@ueuelefty) August 26, 2016
君の名は。期待しすぎてつまらないかも。。。
でも、見たいな。。。— まさやん (@masaya610m2193) August 26, 2016
ツイッターのTLを追いかけていると、面白い・つまらないと二分しているように感じます。
注目作品というのは、ネトウヨ系の方々がこき下ろす傾向がすごくありますが、「つまらない」と評価していても酷すぎるものはあまり見かけないなというのが正直な所感です。
yahoo!映画や映画.comなど評価レビューサイトでも5点満点中4.4以上と高評価です。(2016/08/31現在)
「君の名は。」の何が優秀って、107分という適切な長さ。90年代以降の日本映画の多くに欠けていたのは、そうしたプロデューサーの剛腕
— 宇野維正 (@uno_kore) August 31, 2016
「君の名は。」観ました!こんなに大ヒットの中でも新海監督の描きたいことは以前から何ひとつブレてないことに感動♫なんか自分に自信と勇気をもらえました♡「星を追う子ども」「クロスロード」と関わらせていただいたことをとても光栄に思います! pic.twitter.com/5NBArRyFkO
— 多田 彰文(DJ・ヨハン←DJできない) (@akifumitada) August 31, 2016
『君の名は。』観たんです、昨日。
夏が終わるのが寂しいのと同じでこの物語が終わるのが寂しいってドキドキ泣いていました。
出来ることなら、ずっとあの世界にいたかった。— しずる村上純 (@shizzlemurakami) August 31, 2016
君の名は。観た。さっきからとまらないで目から出てくるこの液体の名は。
— 小沢一敬 (@ozwspw) August 31, 2016
著名人や有名人の評価も高そうです。観られた方も多いのでしょうね^^
2.映画「君の名は。」あらすじネタバレ
2−1.夢の中で二人の意識は入れ替わる?
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主人公は、東京都心に住む男子高校生・立花瀧(たちばなたき)と、岐阜県の山奥の糸守町(いともりちょう)に住む女子高校生・宮水三葉(みやみずみつは)の二人。
朝起きると、お互いのことを知らない(?)二人が意識上で入れ替わっているというハプニングから物語スタートです。
初めは、リアルな夢を見ているだけだと思っていましたが、入れ替わりが頻繁に起こるようになり、入れ替わっている状態も現実世界の出来事であると認識し、お互いの存在を確信していきます。
気にいったらRTしてね♪#君の名は pic.twitter.com/zMtl73Qe7c
— 『君の名は』素敵な画像集 (@whats_your_) September 1, 2016
お前は誰だ?
ノートに殴り書きのように筆跡を残す瀧(身体は三葉)。
一方、瀧のスマフォに日記の更新を始める三葉。
寝てしまい、起きたら意識が戻っている状態になるので、入れ替わっている時の行動を知るためにも交換日記的なやり取りを開始します。
2−2.戸惑い楽しみながら入れ替わり状態を満喫?
三葉(身体は瀧)は東京の生活を満喫し、女子力を武器に、アルバイト先の奥寺先輩と交流を深めていきます。
一方、瀧(身体は三葉)は田舎の学校生活で男女ともに人気急上昇状態になっていきます(?)
2−3.カタワレ時の伏線
ある日、瀧(身体は三葉)は、一葉、四葉と山の上にある宮水神社のご神体へ、神事で作った口噛み酒を奉納しに行くことになりました。
その時、言い伝えを一葉から聞き、「口噛み酒はあんたらの半分なのだよ」と言われるもその時は意味もわからず、夕暮れ=カタワレ時を迎えるのでした。
口噛み酒という儀式は、大衆の前で米を噛んで自分自身の唾液と混ぜて、升の中にゆっくり吐き出して作ります。
宮水神社の巫女である三葉にとっては、切っても切り離せない神聖な儀式の1つなのですが、同級生には理解がし難く馬鹿にされることもしばしば。
三葉にとっては、人口密度の少ない町で神事をすることは、年頃も相まって苦痛でしかなく、東京(都会)への憧れは日々募っていくのでした。
2−4.突然止まってしまう入れ替わり
瀧(身体は三葉)は、とうとう奥寺先輩とのデートの約束をします!
そうとは知らず、朝起きてリアル瀧はドタバタ劇場(笑)
憧れの奥寺先輩とのデートですが、三葉の事が気になりうわのそら・・・。
奥寺先輩にも見透かされてしまい、微妙な空気のままデート終了。
散々な結果を三葉に報告せねばとスマフォを取り出し、連絡しようとするのですが・・・
これを境に入れ替わりがパタリと止まってしまいます。
2−5.瀧、三葉を会いに(探しに)糸守町へ!
季節が変わっても再び入れ替わることは起こらず・・・瀧は一大決心をします。
これまで入れ替わった時の記憶を頼りに、現地入りを目指します。
自ら描いたスケッチを頼りに、とあるラーメン屋を訪れたところ、衝撃の事実が発覚します。
糸守町は3年前の2013年の彗星落下災害で町ごと消滅しており、図書館で見つけた犠牲者名簿に三葉の名前を発見!
ここで三葉は亡くなってしまったので、入れ替わりがストップしてしまったのです。
2−6.瀧、口噛み酒を思い出す
瀧は三葉に入れ替わっていた時、奉納した口噛み酒を思い出し、飲めばもう一度入れ替わることができるのではと考え山上を目指します。
ご神体の中には、三葉が作った3年前の口噛み酒がありました。
口に含むと瀧の推測通り、3年前つまり2013年の彗星落下直前の三葉に入れ替わりました。
一方、三葉は山上の2016年の瀧へと入れ替わり、眼前の糸守町の消失を見て呆然とします。
2013年の三葉に入れ替わった瀧は、友人のさやかとテッシーと共に、彗星落下の被害を免れるため、町人を避難させる計画を立てます。
しかし、必死の計画も三葉の父(町長)に聞き入れてもらえず最大のピンチを迎えます。
2−7.カタワレ時の逢瀬
最大のピンチを迎える中、二人の魂はお互いを引き寄せ合うように共鳴し合います。(ちょっと現実では考えられないのですが・・・)
再びご神体のある山頂で、カタワレ時(=夕暮れ時)がやってくると、互いの姿が目の前に顕れ、二人は初めて対面を果たします。
実は、奥寺先輩とのデートをお膳立てした三葉ですが、気になり東京に日帰りで出かけて行ったのでした。
しかし、あったのは中学生の瀧(2013年)で、まだ三葉の存在を知りません。
二人の間には、3年の時空の空間が存在していたのでした!
瀧は、3年前電車の中でもらった組紐を、三葉に渡して、彗星落下から糸守町を守る作戦を引き継ぎます。
(忘れていた記憶がよみがえるというやつですかね・・・)
しかし、カタワレ時が終わると、二人はまたお互いが見えなくなってしまい、お互いの名前すら忘れてしまいます。
それでも、三葉は糸守を守る作戦を成功させ、彗星は落ちて町は消滅したものの、大半の町民は無事という事実に。
大規模な避難訓練を当日しているという史実に書き換えられ、三葉も生き残っていました。
2−8.感動の結末!
それから数年が経ち、大学生になった瀧は就職活動真っ最中。
高校時代からのツレとも相変わらずの付き合いが描かれています。
社会人になり「ずっと誰かを探している」という思いからは抜け出せません。
ついに、偶然に東京で瀧と三葉が出会います。
三葉は、高校を卒業して、東京に出てきたのかは定かではありませんが・・・。
お互いの名前は思い出せないけれど、つながっている人と確信。
そして、二人は同時に、「きみの、名前は・・・?」と問いかけをするシーンで、エンディングを迎えます。
その先の話は、観客に委ねられている形ですが、ハッピーエンドと受け止めて良いのではないでしょうか^^
3.個人的な感想や見どころ紹介(評価レビュー)
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3−1.色彩のリアル感が素晴らしい
アニメなのですが、東京や糸守町が実在している感が素晴らしいです。
特に、室内の描写やこぼれ日の光線や陰影、スマフォの質感など細かい描写がオタクぶりの仕事を発揮されています。
宮崎駿 → 細田守 → 新海誠 と日本アニメ界を牽引していくのに十分すぎる実力が備わっている方だと思われます。
それでいて、苦手なキャラクターデザインは他に任すという潔さ!さすがです^^
3−2.ストーリー展開が緻密!面白くないとは言わせない?
初めは、ああ男女が入れ替わる話か・・・となんとなく見ていたのですが、入れ替わりがパタリと止まる所あたりからの展開が緻密です。
- 奉納してあった3年前の口噛み酒を飲み、彗星が糸守町に落ちる前日にタイムワープ(?)
- カタワレ時(飛騨地方の方言で、夕暮れ時の意)に、二人は時空を超えて出会う
- 3年前、三葉が東京の瀧に会いに行った時に渡した組紐を託し、町を救いに向かう
3−3.生きる意味や希望を与えてくれる
もしかして映画を見ている間、こうやってブログを書いている時、突然自然災害というものはやってきます。
阪神大震災、東北大震災、熊本地震などそこに生活されている人々の平和を奪ったことは周知の事実です。
災害が起こってから、一週間程前に予兆があった・・・とニュースで知らされても後の祭りです。
今回のストーリーでは、1000年前に落ちた彗星によって湖が出来たと言われております。
実際に湖が町の中央にあり、その周りを囲むように町が形成されています。
過去の甚大な大災害も、時が経つにつれて、風化していき忘れ去られていきます。
「君の名は。」今一瞬を大切に生きることを考えさせてくれる作品でもあります。
個人的には、1995年1月阪神大震災を体験しました。
二日間のセンター試験が終わり、朝刊の配達待機中で、これから始まるであろうドキドキの答え合わせの瞬間を予想し恐々としておりました・・・
5時46分、突然の揺れ!生まれて初めて縦型の強い揺れを感じました。
それから起きたことはニュースや新聞などメディアで掲載されている通りです。
これからの将来や人生について、受験も終わっていない中、どうなっていくのかと不安に感じたものです。
自分にとって大切なことは何か、大事な人とどう過ごしていくのか・・・考えるのにも良い機会なので、是非映画をご覧になってください!!
4.まとめ
出典:kiminona
今回、原作を知らずに映画を観に行ったのですが、全く問題ありません。
原作の小説の方も大ヒットしているみたいなので、読んでみたいと思っております。
個人的には、恋愛ものという観点であまり見ていなかったのですが、アラフォーからすると高校生の恋愛とはかけ離れてしまい・・・(笑)
若い人にはきっと感激するであろうラストの集約だと思います!
ロングラン公開にもなりそうなので、これを機会に是非♪
→ 「君の名は。」舞台(ロケ地)や聖地とは?糸守町は飛騨高山(岐阜)や諏訪湖(長野)がモデル?
https://musicalstarza.com/kiminonabutai-871/