2016年10月16日、名古屋四季劇場がオープンまで、10日を切りましたね＾＾
劇場も名古屋のゴージャスなイメージ（金の鯱？）に合わせて仕上がってそうで観劇が楽しみです♪
さて、改めてリトルマーメイド（劇団四季）のあらすじ（ストーリー）や曲について詳細をまとめておきますね。
みどころについても紹介いたしますので、今後の観劇にお役立てください！
ネタバレも含みますので、ご注意ください。
観劇のあらすじを振り返りたい方、ストーリーをあらかじめ知っておきたい方は、是非お読みくださいね＾＾
目次
1.リトルマーメイド（劇団四季）：あらすじ（ストーリー）＊ネタバレ含む＊
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出典：shiki
1-1.トリトン王との親子喧嘩？
海の世界を支配するトリトン王の末娘、アリエル。
好奇心旺盛で冒険家であるアリエルは、幼馴染の魚フランダーを引き連れ、地上への憧れを抱きつつ、海の世界を回遊しております。
手に入れたばかりの地上の世界のフォークに夢中になってしまい、年に一度の大切な祝いの席で、トリトン王のための歌披露をすっかり忘れてしまったアリエル。
怒ったトリトンは、海の上に行くことを禁止します！
アリエルは、泣きながら宮廷を飛び出し、秘密の洞窟で、海の上の世界への憧れを歌います。
→ 【劇団四季リトルマーメイド】パート・オブ・ユア・ワールドの歌詞考察！アニメ版との違いは？
1-2.エリックとの出会い
ある嵐の日、アリエルは船にいるエリックに一目惚れしてしまいます。
しかし、その船は目の前で嵐に襲われてしまい沈没し、エリックは海に投げ出され溺れてしまいます。
海の底へと誘われるエリックを抱えつつ、水面（地上）へ必死に向かい助けるアリエルです。
なんとか浜辺まで運び、美しい歌声を響かせながらエリックを介抱をしました。
エリックは、アリエルのおかげで一命を取り留めることができました。
しかし、美しい歌声の持ち主はどこかに去ってしまい、自身も朦朧としていたこともあり、姿がわかりません。
その歌声に惹かれたエリックは、必ず声の持ち主を見つけることを心に留めました。
1-3.海の世界が一番さ♪
海の中の世界では、夢見心地なアリエルの様子に、姉たちは恋の病ではと噂していました。
その時、フランダーがうっかりと、アリエルが恋しているのは、「人間」だと口を滑らせてしまいます！
トリトンは、アリエルのお目付役としてセバスチャンを任命します。
海の上の世界に日増しに強く憧れを持つアリエルを心配し、海の世界の素晴らしさを歌いますが、アリエルの気持ちは全く変わることはありません。
→【劇団四季リトルマーメイド】アンダー・ザ・シーの歌詞をアニメ版と比較！違いの変遷とは？
その頃、エリックは、美しい声の持ち主を探していたが、なかなか探し出せないでいました。
執事のグリムスビーは、エリック王子の誕生日前夜にパーティーを開くことを提案します。
声の綺麗な女性を招いてコンテストをして、その優勝者と誕生日の日没までに結婚するようにと言われ、エリックも賛成します。
1-4.アースラの陰謀
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アリエルは、一目惚れをしたエリックへの想いと元来の地上の憧れが日に日にヒートアップしていきます。
ところが、父・トリトンに人間に恋していることがバレてしまいます。
妻を殺したのは人間だと思い込んでいるトリトンは、怒りを爆発させ、エリックとの思い出の望遠鏡を壊してしまいました。
海の魔女アースラは、弟・トリトンの弱点であるアリエルを利用しようと、ある計画を持ちかけます。
その計画とは、アリエルの声と引き換えに３日間人間の姿に変身するというものです。
この期間にエリックとキスを交わすことができれば、一生人間のままで居続けられるが、キスができなかった場合、アリエルは命を絶たれることになります。
悩みに悩んだアリエルですが、アースラとの契約書にサインをします。
アースラは、トリトンの実姉であり、王宮から追放した弟トリトンを長年恨み続けておりました。
アリエルの想いを巧みに利用して、トリトンから実権を奪おうとしていたのです。
1-5.アリエルが人間の姿に
アースラの魔法によって、人間の姿になったアリエル。
浜辺に上がり、歩こうとするけど、なかなかうまくいきません。
そこへエリック王子が登場！
言葉が話せないアリエルに落胆をするけど、歩けないアリエルを抱き上げ、お城へ連れて帰ります。
突如現れたアリエルにメイドたちは興味と不信感を抱きますが、グリムスビーは丁重におもてなしをして、アリエルはとても幸せに過ごしていました。
アリエルをディナーに誘ったエリック。
いきなりフォークで髪を梳き出したり、天真爛漫なアリエルに自分と同じ種類のものを感じ、好意を抱くようになっていきます。
1-6.セバスチャンの活躍
アリエルが心配なセバスチャンは、宮廷のシェフに捕まり料理の材料として使われそうになりましたが、難を逃れて・・・（笑）無事！
アリエルとエリックの恋の成就に一躍買うと協力するのでありました。
翌日、エリックとアリエルはボートで海にこぎ出します。
ぎこちない二人に、ムード作りに励み出すセバスチャンとスカットルですが、アースラの刺客が邪魔をしてきます。
1-7.二人の運命は？（結末）
運命の3日目、誕生日前夜のパーティーが始まりました。
コンテストの出場者として、アリエルも参加します。
しかし案の定声が出ないので、身振り手振りで自己アピールに励みます。
他の出場者にも不審な目で見られるアリエルですが、エリックは微笑ましく見つめます。
結局、美声のものは現れないとなり、優勝者がなく終わることに・・・。
そして、契約のキスを結局果たすことができなかったアリエルは、海底に連れ去られます。
既にアリエルを救おうとトリトンは、アースラに自分の魂と交換することを条件にしており、捕らわれております。
そして、母親を殺したのは人間であるとトリトンが嘘をついたとアースラはアリエルに聞かせます。
「人間でなければ誰が殺したの？」
アースラは自らの発言に自爆してしまう結果に・・。
アリエルは、囚われた父を助けようとアースラの生命の源である法螺貝を叩き割ります。
こうして、アースラは一瞬のうちに倒されるのでありました。
父とも和解をし、許しを得て、人間となったアリエル。
地上ではエリック王子がいます。
声が出なかったことや自分が助けたことを告白し、二人は結ばれます。
海の中の世界と地上の世界の皆が祝福し、結婚式が執り行われて、ハッピーエンドです！
2.リトルマーメイド（劇団四季）：曲紹介
2-1.曲リスト（１幕）
- オーヴァチュア／プロローグ
- トリトンの娘たち
- 海の上の世界／深海の秘密
- パート・オブ・ユア・ワールド
- 嵐
- パート・オブ・ユア・ワールド（リプライズ）
- 恋してる
- パパのかわいい天使
- あの声
- アンダー・ザ・シー
- 海の上の世界（リプライズ）
- もしも／いい子
- 不幸せな魂
- 不幸せな魂（一幕フィナーレ）
１幕には、リトルマーメイドの名曲が数々存在します。
何と言ってもパート・オブ・ユア・ワールドは必見です！
希望に満ちた美しい旋律に歌声があいまって、代表曲といっても過言ではありません。
陸の世界に行きたいと強く願うアリエルの心の反映を、見事に表現していると感じます＾＾
→ 【劇団四季リトルマーメイド】パート・オブ・ユア・ワールドの歌詞考察！アニメ版との違いは？
次に注目したいのが、アンダー・ザ・シーでしょうか！
出典：pia
こちらは、舞台が一番華やかになるので、視覚的にも注目していただきたいところです＾＾
セバスチャンがアリエルを引きとめようと頑張るのですが、本人の性格が表れているのか（？）陽気で南国リゾート感漂う音楽が、海底の世界の良さを伝えております。
但し、アリエルには伝わってなかったようですけどね・・・・＾＾；
→ 【劇団四季リトルマーメイド】アンダー・ザ・シーの歌詞をアニメ版と比較！違いの変遷とは？
2-2.曲リスト（２幕）
- マエムキニ
- どんな夢より
- レ・ポワソン
- レ・ポワソン（リプライズ）
- 一歩ずつ
- パパのかわいい天使（リプライズ）
- キス・ザ・ガール
- もしも（カルテット）
- コンテスト
- アースラの最期
- もしも（リプライズ）／フィナーレ
２幕での注目曲は、キス・ザ・ガールを個人的に推し！です＾＾
アースラに魂を取られるかの期限が迫る中のドキドキな時間の流れの中、なんて微笑ましい曲なんだろうと♪
もー、早くしちゃいなよっと！アラフォーなおばちゃんは若い二人に言いたいんですけど（笑）
後、レ・ポワソンもなぜかシェフルイがおネエキャラに見えちゃうので必見です。
歌、めっちゃ旨いですー。ディズニー映画版と違って＾＾；
3.リトルマーメイド（劇団四季）：みどころ
3-1.フライング：海の世界を表現！
劇団四季リトルマーメイドの中でも舞台演出の中で、キャストが最も練習を積み重ね苦労しているのは、フライング（宙吊り）ではないでしょうか。
舞台をキャンバスに海の世界を見事に表現している演目は、他のミュージカルで見られるものではありません！
3-2.父性愛に注目
出典: shiki
可愛い娘を手放したくない頑固おやじ気質が垣間見れるトリトンですが、娘を愛する思いが随所に感じられます。
亡き妻に面影のあるアリエルは、娘たちの中でも特別な存在であるに違いありません。
愛する人と一緒になる未来への夢や希望、これまで大事に育ててくれた父への愛、揺れ動くアリエルの気持ちにも注目してくださいね＾＾
3-3.衣装と舞台の融合性
出典: shiki
こちらの衣装デザインを担当したボブ・グローリーは、イギリスのウエストエンドで大活躍するデザイナーです。
ポップで斬新な色とデザインで、観る側にとってわかりやすく訴え、数々の栄誉ある賞を受賞しています。
海の世界では、奥行きのある表現、地上世界では、明快なコンセプトで衣装が考えてられることが、伝わってきます。
4.まとめ
もうすぐ開幕となる名古屋四季劇場でのこけら落とし公演、リトルマーメイド！
色々な切り口で楽しんでいただける演目であることは間違いありません。
以下の記事も参照に、こちらをご覧になられた方の観劇が充実したものでありますように心から願います＾＾
→ 劇団四季リトルマーメイドのメインキャスト（名古屋）【まとめ】
